『猫の手もアダムの手も借りたい』の元ネタ・モデルを解説。びじゅチューン!の作品紹介

みなさんこんにちは、岩下 幸圓(イワシタ コウエン)です。

今回はびじゅチューン!『猫の手もアダムの手も借りたい』のモデル(元ネタ)を紹介したいと思います。

それではよろしくお願いします。

『猫の手もアダムの手も借りたい』のモデル

タイトルアダムの創造
作者ミケランジェロ
制作年1508年~1512年
材料/技法フレスコ
寸法480cm×230cm
所蔵システィーナ礼拝堂

『猫の手もアダムの手も借りたい』の元ネタ・モデルは

[su_highlight background=”#fbf808″]ミケランジェロ作『アダムの創造』[/su_highlight]です。

現在はヴァチカンのシスティーナ礼拝堂に所蔵されています。

システィーナ礼拝堂の天井画の

9つのエピソードが描かれており、

その一つとして『アダムの創造』があります。

下の画像はシスティーナ礼拝堂の天井画です。

ミケランジェロって誰?

ミケランジェロは

彫刻家であり、画家であり、建築家など

様々な面を持つ

イタリア盛期ルネサンスのマルチアーティストです。

西洋美術史の中で大きな影響を与えた芸術家です。

『システィーナ礼拝堂の天井画』をはじめ

『最後の審判』や

『ピエタ』

『ダヴィデ』など

数々の傑作を生みだしています。

『アダムの創造』には何が描かれているの?

『猫の手もアダムの手も借りたい』のモデル・元ネタである

『アダムの創造』は

キリスト教においての旧約聖書に登場する

はじめての人類「アダム」が描かれています。

旧約聖書内の『創世記』一章27節の

神は自分のかたちに人を創造された。

すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された

旧約聖書ー創世記第一章27節

を視覚的に表現したものとされています。

ミケランジェロの『アダムの創造』では

神様は右側に白いひげを蓄えた老人の姿で描かれています。

左側にいる筋骨隆々の男性がアダムですね。

アダムは土からその体を作られ今まさに生命

(または人間性)を与えられる瞬間を描いています。

神とアダム

『猫の手もアダムの手も借りたい』の登場人物

6日目神は思った。

影絵ってなんかいいよね。

狐、犬、ハクチョウ

だけど一人だけじゃ手が足りない。

そこで神様はアダムを創造しました。

神様が土瓶で、アダムが湯呑を影絵で表現します。

広がる可能性にワクワクする神様。

7日目、神様はお休みにして影絵の練習をします。

厳しい神の練習にアダムは陰で落ち込んでいます。

猫に慰められて、元気になります。

そして影絵発表会当日。

カミナリ、クジャク

花、恐竜。

溢れるアイディアで会場を沸かせます。

おひろめ会は大成功。

うさぎ

電気さえあれば』で主演を

つとめた兎が登場しています。

ほかにも『エスパーカフェ』でも

お客さんとして登場しています。

きつね

ひとよだけ巡査』で

きのこ泥棒として登場しています。

また『雪中のフォーメーション<山>』

でも登場しています。

くろねこ

人を真似る瓶

に登場しています。

ほかにも『鮭ミラーボール』では

鮭を取ろうとしていました。

さる

さるは『十大弟子のバスケ大会』で登場しています。

他にも『民衆を温泉に導く自由の女神』

では秘湯に入っていましたね。

へび

ヘビは『染める蛇使い』で登場しました。

右下の歌詞係

右下の歌詞係は『アダムの創造』の作者

ミケランジェロですね。

なにげに天井を向きながら歌詞を描いているので

細かいところにこだわっているなと感じました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

他にも『びじゅチューン!』作品のモデル・元ネタをまとめて紹介しています。

そちらも是非ご覧ください。

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