びじゅチューン!『染める蛇使い』の元ネタ・モデルを解説

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岩下幸円(イワシタコウエン)
愛知県在住の芸術家。 独学で絵を学びたい人に役に立つ情報をシェアしています。 色彩検定2級を取得。 小学校教諭一種免許を取得。 寝ている生物(特に猫)が好きです。

みなさんこんにちは、岩下 幸圓(イワシタ コウエン)です。今回はびじゅチューン!『染める蛇使い』のモデル(元ネタ)を紹介したいと思います。

それではよろしくお願いします。

『染める蛇使い』のモデル

タイトル蛇使いの女
(へびつかいのおんな)
作者アンリ・ルソー
(あんり・るそー)
制作年1907年
材料/技法キャンバスに油彩
寸法高さ167㎝×横189.5cm
所蔵オルセー美術館

『染める蛇使い』の元ネタ・モデルはアンリ・ルソー作『蛇使いの女』です。

キャンバスに油彩絵具で描かれており、素朴な表現です。

様々な緑で描かれた熱帯のジャングルの中に

月に照らされた黒人女性のシルエットが浮かび上がっています。

『蛇使いの女』のエピソード

この作品は画家ドローネーの母親のインド旅行に行ったときの思い出が主題で描かれており、

アンリ・ルソーが描いたものです。

しかもフランスから出たことのないルソーは

パリの植物園や雑誌からジャングルの風景を妄想して描いたと言われています。

まさにルソーの想像力をフル活用した作品です。

『蛇使いの女』には何が描かれているの?

蛇使いの女を詳しく見てみましょう。

蛇使いの女

蛇使いの女が横笛を吹いています。

ヘビに襲われているように見えますが、きっと蛇を操っているのでしょう。

フラミンゴ

画面左下にはピンクのフラミンゴがいます。

つぶらな瞳がチャーミングです。

ヘビ

ヘビが画面全体に描かれています。

女性の横笛の音色に魅了されているように見えます。

『染める蛇使い』では沢山のヘビたちが蛇使いの染めを手伝っていましたね。

画家のサイン

『染める蛇使い』の登場人物

ジャングルに生い茂るたくさんの緑を使って

洋服を染める蛇使い。

町を緑づくしにした蛇使いが

町の人々

『染める蛇使いでは』たくさんのキャラクターが登場しましたね。

歩く泡のロボや、真珠の耳飾りのくのいち

祖母のコロッセオハットのおばあちゃん、紅白梅図屏風グラフのアイドル、その他たくさんのキャラクターがいます。

右下の歌詞係

『染める蛇使い』で右下で歌詞をくるくるしてくれたのは『蛇使いの女』の作者アンリ・ルソーです。

手に持っているパレットが何気にたくさんの緑がのせてあります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

他にもびじゅチューン!の元ネタ・モデルを解説しているのでそちらも是非ご覧ください。

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