『曜変天目ディスコ』の元ネタ・モデルを解説。びじゅチューン!の作品紹介

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岩下幸円(イワシタコウエン)
愛知県在住の芸術家。 独学で絵を学びたい人に役に立つ情報をシェアしています。 色彩検定2級を取得。 小学校教諭一種免許を取得。 寝ている生物(特に猫)が好きです。

みなさんこんにちは、岩下 幸圓(イワシタ コウエン)です。

今回はびじゅチューン!『曜変天目ディスコ』のモデル(元ネタ)を紹介したいと思います。

それではよろしくお願いします。

『曜変天目ディスコ』のモデル

画像は藤田美術館所蔵の耀変天目茶碗
タイトル国宝・曜変天目(「稲葉天目」)
作者不明
制作年12〜13世紀
材料/技法茶碗
寸法 
所蔵静嘉堂文庫美術館

『曜変天目ディスコ』の元ネタ・モデルは作者名作『国宝・曜変天目(「稲葉天目」)』です。

現在は静嘉堂文庫美術館に所蔵されています。

『国宝・曜変天目(「稲葉天目」)』ってなに?

曜変天目の曜変とは本来窯変(ようへん)

つまり茶碗を焼くときの窯のなかで色が変化をした

という意味であったと考えられます。

現在の曜は星や輝きを意味するので

色や反射する様子が星の輝きのような変化をした

という意味になったのではないかと考えられます。

室町時代の文献では、最も貴重で高価な茶碗として格付けがされていました。

実はこの茶碗は意図してこのような状態になったのではなく、

偶然このような模様ができたのではないかと見られています。

だからこそ貴重だったんですね。

もともと徳川将軍家の所蔵でしたが、三代目将軍の徳川家光の時代、春日局を通して稲葉家へ伝えられたとされています。

その後、現在の静嘉堂文庫美術館に所蔵されています。

この曜変天目茶碗は世界で日本にある3つだけで、

ほかの京都の大徳寺龍光院、

大阪の藤田美術館の所蔵のすべての曜変天目茶碗が国宝に指定されています。

今でもかなり貴重な存在です。

NHKの動画で『耀変天目』について4Kで流れています。

すごく美しい輝きです。

『曜変天目ディスコ』の登場人物

観客

『オフィーリアまだまだ』で登場する

オフィーリアとどじょう

便利だわブロードウェイブギウギ

の度里胃無まや(どりいむまや)

お局のモナリザさん』で登場する

株式会社ジョコンダのお局モナリザさん

『ムンクの叫びラーメン』で登場する

ムンクとOL

祖母のコロッセオハット』で登場する

ふみちゃんや

住んでます、八橋蒔絵硯箱 』に住んでいる

宮本さんなどたくさんのキャラクターが

ディスコで踊っています。

最後までご覧いただきありがとうございました。

他にも『びじゅチューン!』作品のモデル・元ネタをまとめて紹介しています。

そちらも是非ご覧ください。

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