みなさんこんにちは、岩下 幸圓(イワシタ コウエン)です。
今回はびじゅチューン!『立体曼荼羅マスゲーム』のモデル(元ネタ)を紹介したいと思います。
それではよろしくお願いします。
『立体曼荼羅マスゲーム』のモデル
タイトル | 立体曼荼羅 |
作者 | 空海 |
制作年 | 9世紀頃 |
材料/技法 | 彫像 |
寸法 | |
所蔵 | 京都の東寺 |
『立体曼荼羅マスゲーム』の元ネタ・モデルは京都・東寺に所蔵されている『立体曼荼羅(りったいまんだら)』です。
『立体曼荼羅』って何?
『立体曼荼羅』画像が著作権などの関係上用意できませんでした。
下の動画を参照していください。
『立体曼荼羅マスゲーム』のモデル・元ネタである『立体曼荼羅』は
空海という僧が作られたと言われています。
![](https://0plusart.com/wp-content/uploads/2022/12/Kobo_Daishi_Taisanji_Matsuyama.jpg)
曼荼羅(まんだら)に描かれている21尊の仏様を
立体的な彫刻で表現した曼荼羅のことです。
今でいうならアニメのキャラクターを
フィギュア化したと言えるでしょうか。
曼荼羅とは
ここで曼荼羅(まんだら)というものが登場しますが、
曼荼羅とは一体何でしょうか。
もう少しくわしく解説します。
曼荼羅はサンクリット語の「マンダラ」で
日本語にすると「まるいもの」を意味します。
![](https://0plusart.com/wp-content/uploads/2022/12/480px-Painted_19th_century_Tibetan_mandala_of_the_Naropa_tradition_Vajrayogini_stands_in_the_center_of_two_crossed_red_triangles_Rubin_Museum_of_Art.jpg)
インド・チベットなどから伝わってきたもので
当時あがめられたバラモン教やヒンドゥー教では神様を
表現することができませんでした。
そこで神様や仏様の世界をわかりやすく図形
やシンボルで表現したものなんですね。
これが密教として日本に伝来し広がった時には
仏様が並んだ図形となりました。
それの名残なのか、
正方形や円形の幾何学が使用されています。
![](https://0plusart.com/wp-content/uploads/2022/12/634px-Kongokai.jpg)
よく見てみると仏様がたくさん描かれています。
この曼荼羅の図を立体化したのが『立体曼荼羅』というわけですね。
『立体曼荼羅マスゲーム』の登場人物
密教の教えを具現化した21体の仏像たちが
午前二時ごろに起きているおばちゃんに
メッセージを送ります。
いきろやだいじと短くも強いメッセージを送って
おばちゃんを励まします。
食堂のおばちゃん
『牛乳を注ぐ女』で登場した
食堂のおばちゃんが登場しています。
牛乳を注ぐ女の影響でしょうか
牛乳カレーみそしるうどん
というシュールな新メニューを出しています。
時計
午前二時ごろを指している時計は
で登場する腕時計と同じデザインをしています。
また『写楽式洗顔』でも
同じデザインが登場しています。
右下の歌詞係
右下の歌詞係は東寺の僧「空海」だと考えられます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
他にも『びじゅチューン!』作品のモデル・元ネタをまとめて紹介しています。
そちらも是非ご覧ください。
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