『立体曼荼羅マスゲーム』の元ネタ・モデルを解説。びじゅチューン!の作品紹介

みなさんこんにちは、岩下 幸圓(イワシタ コウエン)です。

今回はびじゅチューン!『立体曼荼羅マスゲーム』のモデル(元ネタ)を紹介したいと思います。

それではよろしくお願いします。

『立体曼荼羅マスゲーム』のモデル

タイトル立体曼荼羅
作者 空海
制作年 9世紀頃
材料/技法 彫像
寸法 
所蔵 京都の東寺

『立体曼荼羅マスゲーム』の元ネタ・モデルは京都・東寺に所蔵されている『立体曼荼羅(りったいまんだら)』です。

『立体曼荼羅』って何?

『立体曼荼羅』画像が著作権などの関係上用意できませんでした。

下の動画を参照していください。

『立体曼荼羅マスゲーム』のモデル・元ネタである『立体曼荼羅』は

空海という僧が作られたと言われています。

曼荼羅(まんだら)に描かれている21尊の仏様を

立体的な彫刻で表現した曼荼羅のことです。

今でいうならアニメのキャラクターを

フィギュア化したと言えるでしょうか。

曼荼羅とは

ここで曼荼羅(まんだら)というものが登場しますが、

曼荼羅とは一体何でしょうか。

もう少しくわしく解説します。

曼荼羅はサンクリット語の「マンダラ」で

日本語にすると「まるいもの」を意味します。

チベット仏教の曼荼羅

インド・チベットなどから伝わってきたもので

当時あがめられたバラモン教やヒンドゥー教では神様を

表現することができませんでした。

そこで神様や仏様の世界をわかりやすく図形

やシンボルで表現したものなんですね。

これが密教として日本に伝来し広がった時には

仏様が並んだ図形となりました。

それの名残なのか、

正方形や円形の幾何学が使用されています。

よく見てみると仏様がたくさん描かれています。

この曼荼羅の図を立体化したのが『立体曼荼羅』というわけですね。

『立体曼荼羅マスゲーム』の登場人物

密教の教えを具現化した21体の仏像たちが

午前二時ごろに起きているおばちゃんに

メッセージを送ります。

いきろやだいじと短くも強いメッセージを送って

おばちゃんを励まします。

食堂のおばちゃん

牛乳を注ぐ女』で登場した

食堂のおばちゃんが登場しています。

牛乳を注ぐ女の影響でしょうか

牛乳カレーみそしるうどん

というシュールな新メニューを出しています。

時計

午前二時ごろを指している時計は

ランチは地獄の門の奥に

で登場する腕時計と同じデザインをしています。

また『写楽式洗顔』でも

同じデザインが登場しています。

右下の歌詞係

右下の歌詞係は東寺の僧「空海」だと考えられます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

他にも『びじゅチューン!』作品のモデル・元ネタをまとめて紹介しています。

そちらも是非ご覧ください。

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