『洛中洛外シスターズ』の元ネタ・モデルを解説。びじゅチューン!の作品紹介

みなさんこんにちは、岩下 幸圓(イワシタ コウエン)です。

今回はびじゅチューン!『洛中洛外シスターズ』のモデル(元ネタ)を紹介したいと思います。

それではよろしくお願いします。

『洛中洛外シスターズ』のモデル

タイトル洛中洛外図屏風(舟木本)
作者 岩佐又兵衛筆 (いわさまたべえ)
制作年 17世紀(江戸時代)
材料/技法 紙本金字著色、6曲1双
寸法 各162.7×342.4cm
所蔵 東京国立博物館

『洛中洛外シスターズ』の元ネタ・モデルは 岩佐又兵衛筆作『洛中洛外図屏風(舟木本)』です。

よみかたは「らくちゅうらくがいずびょうぶ(ふなきぼん)」

もともと舟木家(ふなきけ)という家が所蔵していました。

現在は 東京国立博物館に所蔵されています。

国宝に指定されています。

『洛中洛外図屏風(舟木本)』には何が描かれているの?

『洛中洛外シスターズ』のモデル・元ネタである

『洛中洛外図屏風(舟木本)』は

京都の市街(洛中)と郊外(洛外)が描かれています。

右端には豊臣秀吉の象徴である方広寺大仏殿、

右端には徳川家の二条城が描かれています。

両方の屏風を貫くように流れている川は鴨川(かもがわ)で

そこに京の町が密集していることが見て取れます。

人物の数は2500人に及ぶと言われています。

他にも『洛中洛外図屏風』がある

洛中洛外図屏風は人気のモチーフで

現存する物でも30点以上あります。

有名なものとして舟木本のほか

上杉本(うえすぎぼん)と呼ばれる

上杉謙信が持っていたと言われるものや

上杉本

岡山藩(現在の岡山県にああたる)の池田家に

伝わったと言われる池田本(いけだぼん)

などの種類があります。

池田本

木々が特徴的ですね。

『洛中洛外シスターズ』の登場人物

『洛中洛外シスターズ』では

グルメの猛者たちが集う洛中洛外の街で

シスターズはグルメバトルをしています。

何でもそろっているグルメ街で

一体何を出していいのかシスターズは悩みます。

妹が思いついたのは

「金の雲のパンでソーセージを挟んだホットドック」でした。

シスターズ

井上涼さんのような女性(お姉さま)とおみそはん(DJみそしるとMCごはん)さんが

登場しました。

『洛中洛外シスターズ』のほかにも

『バベルの塔にカフェOPEN』では

バベルの塔に住んでいる住民にご飯を提供していました。

潜入捜査inムーランドラギャレット』では

ムーランドラギャレットの秘密を探ろうと奮闘するなど

とにかくユニークなシスターズです。

右下の歌詞係

右下の歌詞係は豊臣秀吉が担当しています。

豊臣秀吉の歌詞係の担当は

びじゅチューン!『洛中洛外シスターズ』のほかに

『噴火する背中』でも登場しています。

最後までご覧いただきありがとうございました。

他にも『びじゅチューン!』作品のモデル・元ネタをまとめて紹介しています。

そちらも是非ご覧ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です