『ムンクの叫びラーメン』の元ネタ・モデルを解説。びじゅチューン!の作品紹介

みなさんこんにちは、岩下 幸圓(イワシタ コウエン)です。

今回はびじゅチューン!『ムンクの叫びラーメン』のモデル(元ネタ)を紹介したいと思います。

それではよろしくお願いします。

『ムンクの叫びラーメン』のモデル

タイトルムンクの叫び
作者エドヴァルド・ムンク
制作年1,893年
材料/技法油彩
寸法91センチ×73.5センチ
所蔵オスロ国立美術館

『ムンクの叫びラーメン』の元ネタ・モデルは

エドヴァルド・ムンク作『ムンクの叫び』です。

現在はオスロ国立美術館に所蔵されています。

エドヴァルド・ムンクは19世紀から20世紀の

ノルウェー出身の画家です。

『ムンクの叫び』は実は叫んでいなかった?

『ムンクの叫びラーメン』のモデル・元ネタである『ムンクの叫び』は

下にいる人物が叫んでいるように見えます。

しかし本当はこの叫びは別の叫びを表現しているんです。

では誰が叫んでいるのでしょうか。

このムンクの叫びではある一つの日記が手がかりになります。

私は2人の友人と歩道を歩いていた。太陽は沈みかけていた。
突然、空が血の赤色に変わった。私は立ち止まり、酷い疲れを感じて柵に寄り掛かった。
それは炎の舌と血とが青黒いフィヨルドと町並みに被さるようであった。
友人は歩き続けたが、私はそこに立ち尽くしたまま不安に震え、戦っていた。そして私は、自然を貫く果てしない叫びを聴いた。

つまり、この叫びは「自然を貫く果てしない叫び」を聞き、その恐ろしさから耳を塞いだ人物を描いたのです。

ムンク自身がこのような体験をしたからこそ

思いついた作品なんですね。

山田五郎さんがすごくわかりやすく『ムンクの叫び』を

解説している動画があるので、そちらもご覧ください。

『ムンクの叫びラーメン』の登場人物

ムンク

ラーメン屋「ムンクの叫びらラーメン」を運営するキャラクターです。

ラーメン屋のお客さん

ラーメン屋のお客さんには

風神雷神図屏風デート』で有名な風神と雷神。

株式会社ジョコンダで働いているモナリザさん。

彼女は『お局のモナリザさん』で有名ですね。

その隣にいるのは

窓ごしの孔雀明王』でプレゼンをしていた

株式会社ジョコンダの女性社員がいます。

もしかしたら会社の同僚たちで帰りにムンクの叫びラーメンに

寄ったのでしょうか。

右下の歌詞係

右下の歌詞係は『ムンクの叫び』を描いた

エドヴァルド・ムンクだと考えられます。

「ムンクの叫びラーメン」のメニュー

びじゅチューン!の作者である井上涼さんは細かいところも抜かりがありません。

「ムンクの叫びラーメン」で提供しているラーメンのメニューを見ると

  • マドンナラーメン
  • 辞める子供ラーメン
  • 接吻ラーメン
  • 吸血鬼ラーメン
  • 叫びラーメン

など『ムンクの叫び』の作者であるエドヴァルド・ムンクの作品から

名前をもじっているものがあります。

例えば、吸血鬼ラーメンとは

ムンク作『愛と痛み』の通称である『吸血鬼』

から採っています。

最後までご覧いただきありがとうございました。

他にも『びじゅチューン!』作品のモデル・元ネタをまとめて紹介しています。

そちらも是非ご覧ください。

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