『便利だわブロードウェイ・ブギウギ』の元ネタ・モデルを解説。びじゅチューン!の作品紹介

みなさんこんにちは、岩下 幸圓(イワシタ コウエン)です。

今回はびじゅチューン!『便利だわブロードウェイ・ブギウギ』のモデル(元ネタ)を紹介したいと思います。

それではよろしくお願いします。

『便利だわブロードウェイ・ブギウギ』のモデル

タイトルブロードウェイ・ブギウギ
作者ピエト・モンドリアン
制作年1942~1943年
材料/技法キャンバス
寸法127cm×127cm
所蔵ニューヨーク近代美術館

『便利だわブロードウェイ・ブギウギ』の元ネタ・モデルはピエト・モンドリアン作『ブロードウェイ・ブギウギ』です。

現在はニューヨーク近代美術館(通称MoMA)に所蔵されています。

ピエトモンドリアン(ピート・モンドリアン)は19世紀末から20世紀のオランダ出身の画家です。

この『ブロードウェイ・ブギウギ』でモンドリアンは何を表現したかったのでしょうか。

『ブロードウェイ・ブギウギ』には何が描かれているの?

『便利だわブロードウェイ・ブギウギ』のモデル・元ネタである『ブロードウェイ・ブギウギ』は幾何学的な抽象画で描かれています。

何が描かれているのかはタイトルを見れば解釈することができます。

まずブロードウェイとはアメリカのマンハッタンの街を斜めに横切る道と、

それをきれいに分ける町の道のマス目(グリッド)のことを指します。

また、道の間にちかちかしている四角形は街のネオンライトのようですね。

そう見てみるとなんだか上空から見た街並みに見えます。

UnsplashQuentin BASNIERが撮影した写真

次にブギウギですが、これは音楽のジャンルでこの単語が使用されます。

どんな音楽かというと

同じようなフレーズを繰り返す音楽のジャンルです。

分かりやすく中毒性が高いのか、

1920年代のアメリカでは人気になった音楽ジャンルだそうです。

下の動画ではブギウギの例があります。

このことから、『ブロードウェイ・ブギウギ』は、街並みを表現しながら、ブギウギのような一定のリズムを目に見える形にした作品と解釈することができます。

作者であるピエト・モンドリアンは

自然な外観の破壊、そして純粋な手段の断続的な対立による構築(つまりダイナミックなリズム)

と表現しています。

『便利だわブロードウェイ・ブギウギ』の登場人物

度里胃無まや(どりいむまや)

今回の主演です。

『便利だわブロードウェイ・ブギウギ』の他にも

人を真似る瓶』ではバイト先が判明しています。

配達員

再配達には金印を』で度里胃無まやに

荷物を運んでいました。

梅あゆみ

テレビで一瞬ですが写っています。

『紅白梅図屏風グラフ』で

彼女の半生が分かります。

また、『1500年のオーディション』では

ドラマの撮影が行われていました。

右下の歌詞係

右下の歌詞係は『ブロードウェイブギウギ』の作者

ピエトモンドリアンだと考えられます。

ちなみにですが、歌詞がない間の赤と青のパネルは

彼の作品である『コンポジション』がモデルではないかと考えられます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

他にも『びじゅチューン!』作品のモデル・元ネタをまとめて紹介しています。

そちらも是非ご覧ください。

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