『兵馬俑ウエディング』の元ネタ・モデルを解説。びじゅチューン!の作品紹介

みなさんこんにちは、岩下 幸圓(イワシタ コウエン)です。

今回はびじゅチューン!『兵馬俑ウエディング』のモデル(元ネタ)を紹介したいと思います。

それではよろしくお願いします。

『兵馬俑ウエディング』のモデル

タイトル兵馬俑
作者ふめい
制作年  紀元前221年頃から(泰時代)
材料/技法 陶器
寸法
所蔵中国陝西省

『兵馬俑ウエディング』の元ネタ・モデルは作者名作『兵馬俑』です。

兵馬俑には様々な種類がありますが、

『兵馬俑ウェディング』では中国陝西省(ちゅうごく:せんせいしょう)

にある秦始皇帝陵及び兵馬俑坑(しんしこうていりょうおよびへいばようこう)

です。

その大きさは2ヘクタール(25メートルプールが72個ほど)という

ビッグな世界遺産です。

以下では兵馬俑と省略しますね。

『兵馬俑』って何?

『兵馬俑ウエディング』のモデル・元ネタである『兵馬俑』とは

古代中国で王様や貴族などが亡くなると

死者と一緒に埋葬されるものです。

つまりお墓の服飾品ですね。

なぜそうするかというと

死者が死後の世界の生活のために使用できると信じられてきたためです。

秦の時代(紀元前220~206年頃)の秦の始皇帝の兵馬俑が最も巨大でした。

そしてこの兵馬俑は兵士と馬をかたどったものであり、始皇帝のお墓には現在8000体の俑が確認されています。

始皇帝の生前の生活を再現したと言われており、たくさんの種類の俑があります。

武士俑

UnsplashManoj kumar kasirajanが撮影した写真

一般兵士をかたどったもので

軍隊のほとんどをしめています。

服を着ている兵士や、鎧をきている兵士などがいます。

秦の始皇帝は死後も戦う気満々です。

御手俑

四頭立ての馬の戦車に乗っていたと考えられており

指揮官のような存在だと考えられています。

鎧や冠を被っており、地位が高い身分であったと考えられます。

立射俑・跪射俑

Unsplashduan fuchenが撮影した写真

弩(いしゆみ:クロスボウガンのような弓)を持っている弓兵です。

立射俑(りっしゃよう)はたって弩を持ち

跪射俑(きしゃよう)は跪(ひざまづ)いて弩を持った

俑です。

将軍俑

兵馬俑でも少ない俑です。

頭の髷(まげ)の上に冠を被っている

いかにも偉い将軍だとみてとれます。

そのほかの俑

他にも文字を書く仕事をする文官俑

力士のような力士俑

足の上で何かを操作しているように見える楽士俑

などバラエティ豊かな兵馬俑です。

下の動画では『兵馬俑』について紹介しているものを見つけたので

そちらも是非ご覧ください。

『兵馬俑ウエディング』の登場人物

兵馬俑たち

『縄文土器先生』で登場する

縄文土器先生と写真を撮っているところが見られます。

昔馴染みなのかもしれませんね。

また『松林ズ』では会場に観客として登場しています。

プードルヘアのOL

月曜日モンスター』で登場していたプードルヘアのOLが

花嫁のブーケトスをゲットしました。

『窓ごしの孔雀明王』では彼女の働きぶり

を見ることができます。

右下の歌詞係

右下の歌詞係は兵馬俑に埋葬されいる秦の始皇帝です。

最後までご覧いただきありがとうございました。

他にも『びじゅチューン!』作品のモデル・元ネタをまとめて紹介しています。

そちらも是非ご覧ください。

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