『プロポーズはラスコーの洞窟で』の元ネタ・モデルを解説。びじゅチューン!の作品紹介

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岩下幸円(イワシタコウエン)
愛知県在住の芸術家。 独学で絵を学びたい人に役に立つ情報をシェアしています。 色彩検定2級を取得。 小学校教諭一種免許を取得。 寝ている生物(特に猫)が好きです。

みなさんこんにちは、岩下 幸圓(イワシタ コウエン)です。

今回はびじゅチューン!『プロポーズはラスコーの洞窟で』のモデル(元ネタ)を紹介したいと思います。

それではよろしくお願いします。

『プロポーズはラスコーの洞窟で』のモデル

タイトルラスコーの洞窟
作者不明
制作年2万年前
材料/技法顔料、
寸法200メートル程度
所蔵ラスコー

『プロポーズはラスコーの洞窟で』の元ネタ・モデルは『ラスコーの洞窟』です。

ラスコー洞窟の壁に描かれた壁画です。

ラスコーの洞窟はフランスのドルドーニュ県にある洞窟です。

制作は今から2万年前。

クロマニョン人が描いたとされています。

『ラスコーの洞窟』に描かれているもの

『プロポーズはラスコーの洞窟で』のモデル・元ネタである『ラスコーの洞窟』には

牛や馬、ヤギや羊、などたくさんの絵が描かれています。

材料は、土、木炭などの天然素材が使用されており、

それらを獣の脂、血液、樹液を混ぜて壁画に塗りました。

その後、洞窟内にある水に溶けた炭酸カルシウムが壁画を覆って、長期間保存されていました。

いわゆる天然の「フレスコ画」と言えるでしょう。

そんなラスコーの洞窟はどうやって発見されたのでしょうか。

ラスコーの洞窟の発見は少年たち

ある時、ラスコーの洞窟近くの村に住んでいた少年。

その少年の飼い犬が大きな穴へ落ちてしまいました。

友達三人と飼い犬を助けたとき、

その時に発見されたのがこのラスコーの洞窟でした。

偶然の発見だったのですね。

ラスコーの洞窟にはどうして動物が描かれているの?

ラスコーの洞窟にはたくさんの動物が描かれていますが、どうして動物が描かれているのでしょうか。

よく言われていた説としては、狩りを成功させるために描いたこと。

また、動物が信仰の対象であったのではないかという説もあります。

アニミズム(自然信仰)というわけですね。

ラスコーの洞窟はどこで見ることができるの?

ラスコーの洞窟はフランスの西南部ドルドーニュ県、

モンティニャックの丘にある洞窟です。

1963年まで観客が見ることはできません。

残念…

しかし、オリジナルの洞窟の近くに「ラスコー2」というレプリカの洞窟が作られていて

そこは一般の方でも入ることができます。

だけどフランスまで見に行くことができないという人のために、

持ち運び可能なポータブル洞窟として「ラスコー3」が制作されました。

そしてついにできたのが「ラスコー4」。

今までのラスコーは一部だけの複製でした。

しかしこのラスコー4はオリジナルのラスコーをほぼ完全に再現されています。

どんどんとラスコーが増えるさまは

さながらiPhoneのようですね。

『プロポーズはラスコーの洞窟で』の登場人物

さゆりちゃん(ポニーテールの女子高生)

ラスコーで逆三角形の髪型をしている男性(伊藤)にプロポーズされています。

初登場は「ツタンカーmail」で

なにげにプロポーズ指輪もツタンカーメンの絵文字型です。

眼鏡の女子高生(さーちゃん)やビーナス委員長と友達ですね。

睡蓮ノートでも登場しています。

伊藤(逆三角形の髪型の男子高生)

さゆりちゃんに告白している伊藤君です。

ツタンカーmailで謎の絵文字「ツタンカーメン」を

使用していましたね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

他にも『びじゅチューン!』作品のモデル・元ネタをまとめて紹介しています。

そちらも是非ご覧ください。

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