『ツタンカーmail』の元ネタ・モデルを解説。びじゅチューン!の作品紹介

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岩下幸円(イワシタコウエン)
愛知県在住の芸術家。 独学で絵を学びたい人に役に立つ情報をシェアしています。 色彩検定2級を取得。 小学校教諭一種免許を取得。 寝ている生物(特に猫)が好きです。

みなさんこんにちは、岩下 幸圓(イワシタ コウエン)です。

今回はびじゅチューン!『ツタンカーmail』のモデル(元ネタ)を紹介したいと思います。

それではよろしくお願いします。

『ツタンカーmail』のモデル

タイトルツタンカーメンの黄金のマスク
作者不明
制作年紀元前1350年ごろ
材料/技法 大金, ラピスラズリ, 紅玉髄, 黒曜石, ターコイズ 及び 粉末ガラス
寸法 54 × 39.3 × 49 cm
所蔵エジプト考古学博物館(カイロ博物館)

『ツタンカーmail』の元ネタ・モデルは作者名作『ツタンカーメンの黄金のマスク』です。

黄金のマスクには金はもちろん、貴石など希少で豪華絢爛な素材

現在はエジプト考古学博物館に所蔵されています。

『ツタンカーメンの黄金のマスク』のツタンカーメンて誰?

『ツタンカーmail』のモデル・元ネタである『ツタンカーメンの黄金のマスク』は

ツタンカーメンという人物がモデルです。

ツタンカーメンとは紀元前のエジプト文明で

10代で亡くなってしまったエジプトの少年王(ファラオ)です。

そのファラオのミイラに被せられていたのが

黄金のマスクでした。

黄金のマスクにより彼の生前の姿と、

権力の強さが見て取れます。

彼の死因は様々なものがありますが、

暗殺をされているのではないかという説が有力でした。

現在では、先天性の病気とマラリアではないかと考えられています。

これらについては他の記事で詳細に解説されています。

外部リンク:ツタンカーメンの死因は骨の先天異常とマラリアだった

どうしてミイラにしているの?

ちなみにですが、エジプト文明がどうして死んだものをミイラにしているのかご存知ですか?

これにはちゃんと理由があります。

古代エジプトでは

死者をミイラにすることで

来世で復活するためには肉体が必要であると考えられており、

亡くなった人を人工的にミイラにして肉体を

残そうとしたのです。

ミイラはファラオや王族だけでしたが、

だんだんとミイラにする習慣は

庶民にも浸透しました。

『ツタンカーmail』の登場人物

ポニーテールの女子高生(さゆりちゃん)

さゆりちゃんが逆三角形の髪型をしている

彼からツタンカーメンの絵文字を

送られていました。

さゆりちゃんは『プロポーズはラスコーの洞窟で』では

彼にプロポーズされていましたね。

ここにもツタンカーメンが登場しています。

歌の最中で出てきた紫のとげとげの花はヤグルマギクではないかと考えられます。

古代エジプトのミイラの墓からも

発見されています。

またヤグルマギクは魔除けの効果があるとされていて、ファラオの胸のところに飾られていました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

他にも『びじゅチューン!』作品のモデル・元ネタをまとめて紹介しています。

そちらも是非ご覧ください。

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