『通勤フロム山水長巻』の元ネタ・モデルを解説。びじゅチューン!の作品紹介

『通勤フロム山水長巻』の元ネタ・モデルを解説。びじゅチューン!の作品紹介

みなさんこんにちは、岩下 幸圓(イワシタ コウエン)です。

今回はびじゅチューン!『通勤フロム山水長巻』のモデル(元ネタ)を紹介したいと思います。

それではよろしくお願いします。

『通勤フロム山水長巻』のモデル

タイトル山水長巻
作者雪舟
制作年1486年
材料/技法水墨画
寸法40×1568cm
所蔵毛利博物館

『通勤フロム山水長巻』の元ネタ・モデルは雪舟作『山水長巻』(読み方:さんすいちょうかん)です。

『山水長巻』は通称で正式には『四季山水図』です。

16mにも及ぶ長い巻物で

現在は毛利博物館に所蔵されています。

画像を貼り付けましたが一枚では収まり切れないくらい長いです。

春夏秋冬の風景を表現しているとされています。

『山水長巻』には何が描かれているの?

『通勤フロム山水長巻』のモデル・元ネタである『山水長巻』は上で少し紹介したように

四季の様子を水墨画で描いています。

中に描かれている建物や人物は中国風のものですが、

四季の変化は日本のもので

中国風にした日本の風景と考えることができます。

雪舟は中国に行ったことがある画家

なので人物や建物が中国風でも

生き生きとした表現で描かれています。

雪舟は室町時代の大名大内氏という

強大なパトロンのおかげで沢山の作品を描き、『山水長巻』も描くことができました。

大内氏が滅びると、毛利氏が所有し現在に至ります。

NHKがYouTubeで山水長巻を4Kで

公表しています。

美しい山水長巻の世界を動画でご堪能下さい。

『通勤フロム山水長巻』の登場人物

ポニーテールの女性社員(OLまりえ)

OLまりえの山水長巻の風景と建物を通勤経路に見立てていましたね。

彼女は『通勤フロム山水長巻』のほか

地元が快楽の園』で、地元が判明します。

地元が快楽の園では個性的なキャラクターが多く出ていましたね。

右下の歌詞係

右下の歌詞係は雪舟がモデルではないかと考えられます。

ぶんぶんと巻物を振り回して、歌詞を出していましたね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

他にも『びじゅチューン!』作品のモデル・元ネタをまとめて紹介しています。

そちらも是非ご覧ください。

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