みなさんこんにちは、岩下 幸圓(イワシタ コウエン)です。今回はびじゅチューン!『崖のぼり、のちキス』のモデル(元ネタ)を紹介したいと思います。
『崖のぼり、のちキス』の動画はこちらから
それではよろしくお願いします。
『崖のぼり、のちキス』のモデル
![](https://0plusart.com/wp-content/uploads/2022/10/478px-The_Kiss_-_Gustav_Klimt_-_Google_Cultural_Institute-1.jpg)
タイトル | 接吻 (せっぷん) |
作者 | グスタフ・クリムト |
制作年 | 1907 – 1908年 |
材料/技法 | キャンバスに油彩 |
寸法 | 180 cm × 180 cm |
所蔵 | オーストリアギャラリー |
『崖のぼり、のちキス』の元ネタ・モデルは『接吻』です。
現在はオーストリアギャラリー(オーストリア絵画館)に収蔵されています。
180センチの正方形の中に
男女が抱き合ってキスをしているシーンです。
意外と大きいですね。
まるで一つの命のようです。
そんな接吻ですがいったいどのようなものなのでしょうか。
『接吻』てどんな作品?
![](https://0plusart.com/wp-content/uploads/2022/10/kisusus-1.jpg)
『崖のぼり、のちキス』のモデルである『接吻』は
帝政オーストリアの画家グスタフ・クリムトがええいた油絵の作品です。
1907年から1908年に描かれました。
二人のモデルは、
男性はクリムト自身。
女性はクリムトの恋人フレーゲがモデルとされています。
この作品は金箔を多用してすごく豪華な印象です。
![](https://0plusart.com/wp-content/uploads/2022/10/kinzu.jpg)
これは日本の琳派と呼ばれるものに影響を受けたとされています。
背景は金箔で装飾的になっています。
![](https://0plusart.com/wp-content/uploads/2022/10/Klimt_und_Floge.jpg)
上の画像がフレーゲとクリムトです。
確かに言われてみれば似ています。
![](https://0plusart.com/wp-content/uploads/2022/10/kisusus.jpg)
どうでしょうか。
『崖のぼり、のちキス』の登場人物
二人が二人三脚で崖を登ります。
ひとつのぼりきるたびにキス。
ワンピースがほつれても上り続けます。
それでも次のキスを目指して二人は上り続けます。
右下の歌詞係
右下の歌詞係はグスタフ・クリムトでしたね。
今回の作品は、他の作品と比べて、サブキャラが出ていません。
二人だけの空間を演出したいのかなと
びじゅチューン!の作者である井上涼さんの配慮を感じました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
他にも『びじゅチューン』で登場した作品のモデル・元ネタをまとめて紹介しています。
そちらも是非ご覧ください。
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