『雉香炉さんちは職場結婚』の元ネタ・モデルを解説。びじゅチューン!の作品紹介

みなさんこんにちは、岩下 幸圓(イワシタ コウエン)です。

今回はびじゅチューン!『雉香炉さんちは職場結婚』のモデル(元ネタ)を紹介したいと思います。

それではよろしくお願いします。

『雉香炉さんちは職場結婚』のモデル

引用元:文化財等データベース
タイトル色絵雉香炉(いろえきじこうろ)
作者野々村仁清
制作年17世紀頃
材料/技法陶器製
寸法オス;高さ18cm×長さ47.6cm メス:高さ16.4cm×長さ37.5cm
所蔵石川県立美術館

『雉香炉さんちは職場結婚』の元ネタ・モデルは

野々村仁清作[su_highlight background=”#fbf808″]『色絵雉香炉(いろえきじこうろ)』[/su_highlight]です。(もう一つは色絵雌雉香炉です。)

現在は石川県立美術館に所蔵されており

国の重要文化財であり国宝にも指定されています。

野々村仁清ってだれ?

野々村仁清(ののむらにんせい)は17世紀(江戸時代前期)の陶芸家です。

轆轤(ロクロ)の技術が優れており、

大きな作品でも均一で薄く作り上げるので

その技術の高さがうかがえます。

色絵雉高炉のほかにも

法螺貝形香炉(ほらがいがたこうろ)や

びじゅチューン!『ツボのツボマッサージ師』のモデル

である色絵藤花茶壺(いろえふじはなちゃつぼ)が有名ですね。

『色絵雉香炉(いろえきじこうろ)』ってどんなもの?

モチーフは?

『雉香炉さんちは職場結婚』のモデル・元ネタである

『色絵雉香炉(いろえきじこうろ)』は

日本の国鳥でもある雉(キジ)をモチーフにして作られたものです。

陶器製で色絵で彩色されています。

色絵

色絵とは一度焼いた器の上に

さらに釉(うわぐすり)で絵や文様を描いてもう一度焼いて定着させる技法のことです。

実はオスの雉の方は正面から見ると首が少し傾いていたり、

顔も左右非対称なつくりをしています。

それが逆に本物っぽい雉に見えます。

メスの雉の方は地味な色合いですが、絶妙な色つかいいで羽を描いています。

『雉香炉さんちは職場結婚』の登場人物

ひとつの職場にふたつの雉香炉。

二人はお香を売る営業課のライバル同士。

だけどだんだんと

ふたりはおたがいひかれあい

職場内で結婚。

有休消化の京都旅行へいったり

仕事帰りには最寄り駅のスーパーでまち合わせしています。

仲良し雉香炉夫婦ですね。

ツボマッサージ師

有休消化のために京都旅行へ行く

新幹線の中に『ツボのツボマッサージ師』に登場するマッサージ師がいます。

地獄スーパー

地獄スーパーで雉香炉夫婦は待ち合わせしていました。

地獄スーパーは『ランチは地獄の門の奥に』で登場しています。

右下の歌詞係

右下の歌詞係は『雉香炉さんちは職場結婚』のもでるである『色絵雉香炉』の作者

野々村仁清さんです。

顔が不明なので、名前だけ顔に書かれています。

最後までご覧いただきありがとうございました。

他にも『びじゅチューン!』作品のモデル・元ネタをまとめて紹介しています。

そちらも是非ご覧ください。

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