びじゅチューン!『敢えて湖畔』の元ネタ・モデルを解説

湖畔
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岩下幸円(イワシタコウエン)
愛知県在住の芸術家。 独学で絵を学びたい人に役に立つ情報をシェアしています。 色彩検定2級を取得。 小学校教諭一種免許を取得。 寝ている生物(特に猫)が好きです。

みなさんこんにちは、岩下 幸圓(イワシタ コウエン)です。今回はびじゅチューン!『敢えて湖畔』のモデル(元ネタ)を紹介したいと思います。

『敢えて湖畔』の動画はこちらから

それではよろしくお願いします。

『敢えて湖畔』のモデル

タイトル湖畔
(こはん)
作者黒田清輝
(くろだせいき)
制作年1897年
材料/技法油彩/キャンバス
寸法69.0×84.7cm
所蔵黒田記念館

『敢えて湖畔』のモデル・モデルは黒田清輝作『湖畔』です。

現在は国の重要文化財に指定されています。

『湖畔』の女性は誰?

湖畔の左に立っている女性ですが、

これは黒田清輝の奥さん(照子夫人)がモデルとされています。

ちなみにですが、もともと『湖畔』というタイトルではなく

パリ万博で『智・感・情』と一緒に出展されたときは『避暑』(ひしょ)

というタイトルだったそうです。

これは明治三十年の夏に、箱根に避暑(夏の暑さを避けるために涼しいところへいくこと)のために滞在し、

そこにあった湖畔と照子夫人を描いたから

このタイトルだったのではないかと考えられます。

『敢えて湖畔』の登場人物

気の進まないようなことをやるとどうなるのか。

一人の女性が思いつき

浴衣を着て湖畔を見に行くことにしました。

周りの人からどう見られるか気になりましたが、

やってみると、新しい自分に出会える気がしますね。

なまず

なまずが登場していますね。

このナマズは『敢えて湖畔』の他にも

竜田川にフタをする』では主演を果たしていましたね。

『耀変天目ディスコ』ではダンスを踊っているナマズ、

『オフィーリアまだまだ』ではオフィーリアと一緒に泳いでいました。

オフィーリア』については下の記事で詳しく解説しています。

右下の歌詞係

『敢えて湖畔』で右下で歌詞をくるくるしてくれたのは『湖畔』の作者の黒田清輝です。

画家というよりも政治家の感じがすごいです。

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