みなさんこんにちは、岩下 幸圓(イワシタ コウエン)です。
今回は「油絵で使う筆洗い器の代用品」と「筆の洗い方」を紹介します。
筆洗い器、一度買ってみようと思ったら、微妙に高い上になんだか微妙に使いづらい・・・
もう少し大きい口のものが売っていれば、、、
そんな本格的な奴じゃなくてもいい
ということありませんか。
私も筆洗い器を買おうとしたら、「口が微妙に小さい・・・」と悲しい思いをしました。
そこで今回は私も使っている筆洗い器の代用品を紹介しようと思います。
それではお願いします。
筆洗い器の代わりに瓶を使うときに必要なものを下に紹介します。
油彩用筆洗い器の代用に必要なもの
油絵用の筆洗器は百均やホームセンターで販売されている広口の瓶で代用することができます。
筆洗器の代わりに必要なものは、瓶と茶こしです。
それだけで簡単に作れます。
瓶
瓶は口の直径が５～10センチくらいの広口で
密閉できる瓶がおすすめです。
蓋がプラスチック製のものがありますが、ブラシクリーナーがプラスチックを溶かす可能性があるので、金属製のものをおすすめします。
また本体もプラスチックではなくはガラス製のものにしてください。
私はホームセンターで購入した150円以下の広口瓶を使用しています。
まとめると
- 広口のもの(直径5～10センチ)
- 密閉できる蓋つき
- 蓋は金属製またはガラス製
- 本体はガラス製
の瓶を購入してください。
茶こし
筆洗い器の代用としてもう一つ必要なものは茶こしです。
筆洗い器を長く使用していると、ブラシクリーナーの下に油彩絵具の汚れや樹脂、顔料などがたまって
せっかくきれいにしようとしてるのに
また汚れをすくってしまいいつまでたっても筆がきれいにならない
という負のスパイラルに落ちてしまいます。
それを防ぐために、茶こしを使って筆を洗うことで上のきれいなブラシクリーナーを使うことができます。
茶こしは広口瓶の口の直径にちょうど合うか１～２㎜小さいものを選んでください。
家の周辺にあるホームセンターでは沢山の口径の茶こしが売っていました。
広口瓶と同様にプラスチック製ではなく、金属製のものを購入・使用してください。
代用の筆洗器のメリット
瓶で筆洗い器を代用するといくつかメリットがあります。
- 刷毛が洗える
- 大きさを選べる
- 使い分けができる
等があります。
刷毛が洗える
市販されている筆洗器で、幅の広い刷毛が入らない口の大きさのものだと
刷毛があらうことができません。
しかし、代用の瓶式筆洗い器だと口が広いものを購入すれば、刷毛も洗うことができます。
大きさを選べる
瓶式の筆洗い器だと大きさを選べることができます。
例えば、細い筆ばかり洗うから、大きな筆洗い器はいらないという場合
小さいジャム瓶を使用して洗うことができます。しかもコンパクトに収納もできます。
使い分けができる
また、筆を洗うときに、おおまかに洗う用の筆洗器。
仕上げようのきれいな筆洗い器など、数をそろえて使い分けることができるので、筆をよりきれいに保つことができます。
洗剤などを入れて、そこで洗うこともできるので、用途別に使用できるのもいいですね。
では、代用の筆洗い器で筆を洗ってみましょう。
筆の洗い方
油彩絵具をキッチンペーパー・ウエスで拭(ぬぐ)う
使用した筆をキッチンペーパーやウエスで拭いましょう。
油絵具は意外と奥まであるので、奥から絞り出すようにぬぐうと良いです。
そうすることで、ブラシクリーナーをできるだけ長く持たせることができます。
ブラシクリーナで洗う
ある程度油絵具を拭ったら、ブラシクリーナーで洗いましょう。
その時茶こしを間にして、何回か押し付けるように洗います。
筆の奥(根本)に油彩絵具がたまりやすいので、意識して洗いましょう。
その後、茶こしのはしや瓶のはしでブラシクリーナーをある程度しぼり落とし、キッチンペーパーやウエスでぬぐいます。
もし気になるようでしたら何度か繰り返しましょう。
洗剤で洗う
石鹸あるいは、中性洗剤を付けて手のひらで円を描くように筆を動かしてなじませます。
その後、水で洗います。
まだ、汚れが出る場合、何度か繰り返します。
乾燥させる
流水で洗剤を洗い流して、タオルで水気を取って筆を乾燥させます。
乾燥させるときには横で寝かすか、筆先を下にして乾燥させましょう。
よく筆先を上にしたまま筆立てに入れるということをしますが、
あれをやると、根元に油絵具がたまって残念なことになります。
まとめ
筆洗い器は広口瓶と茶こしで代用することができます。
広口瓶のふたは金属製のものを選び、茶こしも同様のものを選びましょう。
茶こしの直径は瓶の直径よりも１～２ミリ小さいものを選びましょう。
代用筆洗い器で洗うときは「１。キッチンペーパーで大まかに拭う」、「２。ブラシクリーナーでしごくように洗う」「３．石鹸と水で円を描くように洗う」「４．乾燥させる」
という４ステップで筆を洗うことができます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメントを残す