『最後の晩餐サンバ』の元ネタ・モデルを解説 。びじゅチューン!の作品紹介

みなさんこんにちは、岩下 幸圓(イワシタ コウエン)です。今回はびじゅチューン!『最後の晩餐サンバ』のモデル(元ネタ)を紹介したいと思います。

それではよろしくお願いします。

『最後の晩餐サンバ』のモデル

タイトル最後の晩餐
(さいごのばんさん)
作者レオナルド・ダ・ヴィンチ
制作年1495-1498年
材料/技法壁画・テンペラ
寸法420 cm × 910 cm 
所蔵サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院

『最後の晩餐サンバ』の元ネタ・モデルはレオナルド・ダ・ヴィンチ作『最後の晩餐』です。

現在はミラノにあるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院の

食堂に描かれています。

420 cm × 910 cm と超巨大な壁画です。

実際に見ると圧倒されるに違いありません。

最後の晩餐サンバでは

ユダ、ペテロ、ヨハネ、大ヤコブ

の四人が歌詞に登場しました。

その四人と『最後の晩餐』って何が描かれているのかを

まじえながら紹介したいと思います。

『最後の晩餐』って何が描かれているの?

『最後の晩餐サンバ』のモデルである『最後の晩餐』は

イエス・キリストと言うキリスト教の開祖が

当時主流だったユダヤ教の教えとは

違う教えをしたため逮捕されます。

そして処刑をされる前夜、12人の弟子(使徒)と

晩餐を開いているシーンです。

そこでイエスが「この中に私を裏切るものがいる」

と予言して、どよめく12使徒が『最後の晩餐』

で描かれています。

ユダ

ユダはイエスを裏切った人物として描かれています。

当時の偉い人に、キリストが誰か密告して

その報酬として銀貨30枚を手に入れました。

銀貨30枚は今でいうと

80万円くらいだと考えられます。

ペテロ

ペテロは『最後の晩餐サンバ』では

けんかっぱやいという風に言われました。

これはイエスが逮捕されようとしたときに

それを阻止しようと

大司祭の手下の右の耳を切り落とした

エピソードが由来と考えます。

動画内でもナイフ持ってますしね。

かなりいかついエピソードです。

ヨハネ

ヨハネは12使徒のうち最年少の使徒です。

レオナルドの『最後の晩餐』では

中世的な顔立ちをしている女性のような姿をしています。

他の使徒とは違ってなんだか悲しそうな顔をしています。

大ヤコブ

大ヤコブは、最初イエスを信じていませんでした。

その後、イエスの処刑、

そしてイエスの復活を目の当たりにして

イエスを信じるようになりました

『最後の晩餐サンバ』の登場人物

この中に裏切り者がいる

とイエスは言いましたが、

とりあえずサンバ!

最後の晩餐をサンバをしながら楽しみます。

右下の歌詞係

右下の歌詞係は『最後の晩餐』の作者レオナルド・ダ・ヴィンチ

がモデルだと考えられます。

びじゅチューン!の『お局のモナリザさん

の元ネタを描いた人ですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

他にも『びじゅチューン』で登場した作品のモデル・元ネタを紹介しています。

そちらも是非ご覧ください。

2件のコメント

なかはら より:

タイトル 最後の晩餐 に びーなすのたんじょう と ふりがながつけてあるのは何故でしょう?

coeniwashita より:

こんばんは。コメントありがとうございます。確認不足でした。びじゅチューン系の記事を同時に書いていたので、その時に誤植したものです。
びーなすのたんじょうから→さいごのばんさんにふりがなを変えさせてもらいました。
ご指摘ありがとうございます。

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