『夏野菜たちのランウェイ』の元ネタ・モデルを解説。びじゅチューン!の作品紹介

みなさんこんにちは、岩下 幸圓(イワシタ コウエン)です。

今回はびじゅチューン!『夏野菜たちのランウェイ』のモデル(元ネタ)を紹介したいと思います。

それではよろしくお願いします。

『夏野菜たちのランウェイ』のモデル

タイトル四季<夏>
作者ジュゼッペ・アルチンボルド
制作年1563年
材料/技法油彩、板
寸法67×50.8cm
所蔵ルーブル美術館

『夏野菜たちのランウェイ』の元ネタ・モデルは作者名作『四季<夏>』です。

現在はルーブル美術館に所蔵されています。

作者はイタリア・ミラノの画家ジュゼッペ・アルチンボルドです。

『四季<夏>』には何が描かれているの?

『夏野菜たちのランウェイ』のモデル・元ネタである『四季<夏>』にはたくさんの野菜が描かれています。

例えば耳にはトウモロコシ

鼻にはズッキーニ

頬には桃が使われています。

その他にもナスなどが使われています。

これらの野菜は16世紀のヨーロッパでは珍しい野菜で、

鑑賞者たちを驚かせようという意図が

合ったのかもしれません。

サクランボやラズベリーなどたくさんの野菜や果物がありますね。

皆さんも探してみてください。

四季〈夏〉の他の作品

四季〈夏〉ということは春秋冬があるはず。

という方もいるかもしれません。

ご名答です。

この油彩の絵画作品のほかにも

アンチンボルトが描いた作品があります。

四季〈春〉

春と言えば花。

というイメージがアンチンボルトにあるのでしょうか。

体に花が溢れています。

四季〈秋〉

秋と言えば収穫の秋。

キノコやカボチャ、

沢山の葡萄があります。

なにげにくちは栗でできています。

体はブドウ酒(ワイン)を作るための

タルでしょうか。

四季〈冬〉

冬は植物たちには厳しい季節です。

それでもオレンジやレモンが

実っています。

『夏野菜たちのランウェイ』の登場人物

観客

観客の中には

紅白梅図屛風グラフ』で主演をつとめた

「梅あゆみ」や

お局のモナリザさん』の

「モナリザさん」などが登場していました。

ほかにも登場していたキャラクターが何名かいます。

右下の歌詞係

右下の歌詞係はサングラスをかけたアンチンボルトだと考えられます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

他にも『びじゅチューン!』作品のモデル・元ネタをまとめて紹介しています。

そちらも是非ご覧ください。

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