びじゅチューン!『ハッピーバースデーdearニーゼン山』の元ネタ・モデルを解説

ハッピーバースデーDearニーゼン山

みなさんこんにちは、岩下 幸圓(イワシタ コウエン)です。今回はびじゅチューン!『ハッピーバースデーdearニーゼン山』のモデル(元ネタ)を紹介したいと思います。

それではよろしくお願いします。

『ハッピーバースデーdearニーゼン山』のモデル

タイトルニーゼン山
作者パウル・クレー
制作年1915年
材料/技法水彩
寸法 17.7 x 26 cm
所蔵ベルン美術館

『ハッピーバースデーdearニーゼン山』のモデル・元ネタはパウルクレー作『ニーゼン山』です。

水彩で描かれており、三角形の山と、四角形の幾何学模様が特徴的な作品です。

ニーゼン山

この作品に描かれているニーゼン山は三角形をしています。

実際のニーゼン山もスイびっくりするくらい三角形で「スイスのピラミッド」とも呼ばれています。

ニーゼン山:標高は2362メートルあります。

パウルクレーもニーゼン山の美しい三角形に惹かれて描いたのではないでしょうか、

パウル・クレー

パウル・クレー(Paul Klee, 1879年12月18日 – 1940年6月29日)は20世紀のスイスの画家です。

彼は表現主義やシュールレアリスムの画家として言われています。

Bauhaus(バウハウス)で先生をして、青騎士と呼ばれる美術雑誌を観光しました。

パウル・クレーは豊かな色彩と、線、様々な素材を使用したユニークな画家でした。

カラフルな色彩と四角形の幾何学模様は彼の代名詞とされ、『ニーゼン山』でもその特徴がよく表れています。

まとめ

『ハッピーバースデーDearニーゼン山』のモデルはパウル・クレー作『ニーゼン山』です。

彼は豊かな色彩と線、幾何学模様の絵を描いた画家です。

『ハッピーバースデーDearニーゼン山』の登場人物・小ネタ

三角形の山は鳥のくちばし、四角い幾何学模様はシカクイ族として表現されていました。

彼らは大きな青い鳥の大掃除のかわりに、羽を貰うことで共存していました。

還暦祝いとして鳥が苦手なサプライズをしました。

鳥も困りながらも、なんだかうれしそうですね。

右下の人

右下の歌詞をくるくるするシカクイ男の人はパウル・クレーの自画像から引用したのではないかと考えられます。

パウル・クレーの自画像 引用元:続 壺 齋 閑 話

顔は四角いですが、パウル・クレーの特徴をよくつかんでいます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

ほかにもびじゅチューン!に関する記事を掲載しています。

そちらも是非ご覧ください。

1 個のコメント

  • 草枕(レンマ学) より:

    ≪…パウル・クレー…≫に、「数学的なヴィジョン」がある。
     これの立体眺望として、『創発直方体』と『創発円筒体』から切り出される『釣鐘体』『富士山体』の【π】体と[立方体](1×1×1)の【1】体の繋がりの風景を『数学的なヴィジョン』と観たい・・・

    「点と線から面へ」ワシリー・カンデインスキー著・宮島久雄訳 や 「意識と本質 ー精神的東洋を索めてー 」井筒俊彦著 の【「セフィーロート」マンダラ】を・・・
     前者は、『幻のマスキングテープ』に・・・
     後者は、〇の臍マンダラ(〇に棲む△・〇に棲む◇) 刀札(『自然比矩形』)に・・・

    数の言葉ヒフミヨ(1234)と言葉の点線面とカタチ(〇△◇ ながしかく)の[分化・融合]を絵本に観る。
    絵本「哲学してみる」は、  有限(離散) ⇔ 無限(連続)
    絵本「わのくにのひふみよ」 数の言葉ヒフミヨ ⇔ 実数直線   極座標 ⇔ 直交座標
    絵本「もろはのつるぎ」  十進法の基における西洋数学の成果の4つの符号(シェーマ)[e i π ∞]と[1] [0]       
                  ⇔  数の言葉ヒフミヨ(1234)

    絵本「もろはのつるぎ」は、有田川町ウエブライブラリーで閲覧できます。

    母の日に臍を観つめてヒフミヨに
    √6〇÷□ヒフミヨに
    √6△◇計算す
    真四角はながしかくから創り出す

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