みなさんこんにちは、岩下 幸圓(イワシタ コウエン)です。
今回はびじゅチューン!『おろおろギタリスト』のモデル(元ネタ)を紹介したいと思います。
それではよろしくお願いします。
『おろおろギタリスト』のモデル

タイトル | ギターを持つ男 |
作者 | ジョルジュ・ブラック |
制作年 | 1914年 |
材料/技法 | 木炭・油彩・キャンバス |
寸法 | |
所蔵 | ポンピドゥー・センター |
『おろおろギタリスト』の元ネタ・モデルは
ジョルジュ・ブラック作『ギターを持つ男』です。
キュビズムという様式で描かれた
何とも言えない不思議な絵ですね。
所蔵先はポンピドゥー・センターです。
(フランスのパリにある現代アートを中心とした複合文化施設)
では詳しく見ていきましょう
キュビズムってなに?
キュビズムは20世紀初頭に
パブロ・ピカソやジョルジュ・ブラックによって
はじめられた芸術運動です。
革新的な美術運動
このキュビズムという技法は
複雑で立体的(顔やギターなどの3次元物体)なものを
シンプルな図形に分解して再構築
して描くという技法です。
このギターを持つ男の場合、
色々な角度から見た視点と
様々な動きを一つの画面に再構築している点から
キュビズム的な絵画だとされています。
当時の油絵と言えばリアルで
本物のような絵を描くことが定番とされていました。
(いわゆる写実主義と言われるものですね。)
これらのルールから絵画を開放した点で画期的な手法と考えられています。
ジョルジュ・ブラックって誰?

この『ギターを持つ男』の作者である
ジョルジュ・ブラックについても少し触れましょう。
ジョルジュ・ブラックは20世紀のフランスを代表する画家で
パブロ・ピカソと共にキュビズムを発明した人の一人です。
ピカソよりも世間的に有名ではありませんが、
絵画の技法の発明の才能はピカソも認めています。
キュビズム以降第一次世界大戦があってからは
画風は変わりますが、絵を描くことをやめなかった画家です。
ジョルジュ・ブラックは
ピカソやセザンヌのたくさんの視点(多角的視点)からものを見る
ことから影響を受けて
キュビズムを発明したと言われています。
びじゅチューン!『おろおろギタリスト』
あらすじ
おろおろギタリストの出番がきて
ステージに立ちます。
楽しい曲がいいのか悲しい曲がいいのか
ゆったりした音楽
アゲアゲな音楽
どんな曲がイイのか悩みます。
それならいろんなものをしてみようと
たくさんの表現をします。
遠くなったり近くなったり、
新しい表現を試みます。
登場人物
右下の歌詞係
右下の歌詞係は
ジョルジュ・ブラックがモデル考えられます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
他にも『びじゅチューン!』作品のモデル・元ネタをまとめて紹介しています。
そちらも是非ご覧ください。
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