『葉が地に着くその前に』の元ネタ・モデルを解説。びじゅチューン!の作品紹介

みなさんこんにちは、岩下 幸圓(イワシタ コウエン)です。

今回はびじゅチューン!『葉が地に着くその前に』のモデル(元ネタ)を紹介したいと思います。

それではよろしくお願いします。

『葉が地に着くその前に』のモデル

photo by Thomas Hawk
タイトル秋のリズム:ナンバー30
作者ジャクソン・ポロック
制作年1950年
材料/技法油彩
寸法高さ266.7cm×横幅525.8cm
所蔵メトロポリタン美術館

『葉が地に着くその前に』の元ネタ・モデルは

[su_highlight background=”#fbf808″]ジャクソン・ポロック作『秋のリズム:ナンバー30』[/su_highlight]です。

白色、黒色、茶色の線が力強く絵かれています。

現在はメトロポリタン美術館に所蔵されています。

ジャクソン・ポロックって誰?

ジャクソン・ポロックは20世紀のアメリカを代表する画家です。

抽象表現主義(ニューヨーク派)に分類されており、

彼の手法はアクション・ペインティングと呼ばれています。

アクション・ペインティングとは

地面に置いたキャンバスに

塗料をしたたらせたり、

塗料をまき散らしたり、

塗料を飛び散らす方法をまとめた

描き方のことです。

『秋のリズム:ナンバー30』には何が描かれているの?

『葉が地に着くその前に』のモデル・元ネタである『秋のリズム:ナンバー30』は

アクション・ペインティングを前面に押し出した方法で描かれています。

秋のリズムと言われているように、

秋と人を取りまく環境を表現していると考えられています。

ポロックの作品は番号を振られている場合が多いですが、この理由として

番号は普遍的で偏見を持たれないため

と言われています。

『葉が地に着くその前に』の登場人物

庭に植えられた大きな木が秋になり

だんだんと葉を落としていきます。

庭掃除をする女性は

葉を庭に落とすわけにはいかないと

葉が地につくその前に残さず葉をとり

ご機嫌なティータイムをします。

だけど落葉は虫たちにとっては大事なものです。

大きな木は虫たちのために次々と葉を落とします。

冬の大気は

「大事な庭なのだから話し合ったらどう?」

と提案して

大きな木と庭の女性は長い話し合いをします。

右下の歌詞係

右下の歌詞係は『葉が地につくその前に』のモデルである

『秋のリズム:ナンバー30』の

作者ジャクソン・ポロックが担当しました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

他にも『びじゅチューン!』作品のモデル・元ネタをまとめて紹介しています。

そちらも是非ご覧ください。

『葉が地につくその前に』の情報・データ

放送局:NHKEテレ(教育テレビ)

初回放送日:2021年10月26日

作者:井上 涼(作詞・作曲・歌・アニメーション)

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