びじゅチューン!『サグラダ・編みリア』の元ネタ『サグラダ・ファミリア』を解説

みなさんこんにちは、岩下 幸圓(イワシタ コウエン)です。今回はびじゅチューン!『サグラダ・編みリア』のモデル『サグラダ・ファミリア』を紹介したいと思います。

それではよろしくお願いします。

『サグラダ・編みリア』の元ネタ・モデル

サクラダ・編みリアの元ネタモデルは『サグラダ・ファミリア』です。

これはスペインのバルセロナにある建築物です。

日本語に訳すと聖家族贖罪教会。

つまりカトリック教会が寄付によって建設する教会と言うことです。

サグラダ・ファミリアは未完の世界遺産として有名ですが、なぜ未完のままなのでしょうか。

歴史で知るサグラダ・ファミリア未完の理由

計画

サグラダ・ファミリアはカトリック団体が贖罪教会(信者の寄付により建築する教会)として計画します。

初代建築家フランシスコ・ビリャ―ルがその計画を引き受けます。

決別

しかし、意見の対立からビリャールは辞任。

2代目建築家としてアントニ・ガウディが就任します。

彼は設計を変更。生涯の仕事としてサグラダ・ファミリアを建設します。

しかし、建築許可が更新されておらず、失効。

130年以上違法建築状態が続きました。

戦争

ガウディが死亡したのち、スペイン内戦によりガウディの設計や模型、弟子たちが制作した資料が失われてしまいます。

これによりサグラダ・ファミリアの構想は実現不可能になってしまいます。

次の世代へ

サグラダ・ファミリア建設に対してこのまま続けるべきか議論が繰り返されます。

しかし、職人の口伝えやわずかに残ったデッサンからガウディの設計を推測し、建築する形が今も続けられています。

ガウディの設計図やデッサン

結局なんで未完なのか

サグラダ・ファミリアが未完の理由は、ずばり初代・2代目建築家の設計が凄まじいものでした。

完成するまでに300年かかるという途方もない設計でだったのです。

塔の数が18本、高さが170m以上、それぞれがカトリック教に関わる登場人物の装飾が彫られるという計画だったのです。

サグラダ・ファミリアの一部:所狭しと彫刻が施されています。

さらに、喜捨(きしゃ)という信者の寄付に頼っていたので、資金不足と言うこともありました。

しかし、現在は拝観料の収入やスペインの経済的な成長、3D構造解析技術やシュミュレーション検証など最先端の技術により、2026年に完成するとされています。

それは約144年で完成する計算です。(それでも途方もない設計だったことがうかがえます。)

まとめ

『サグラダ・編みリア』のモデルはスペインの建築物『サグラダ・ファミリア』です。

建築家の入れ替えや戦争により着工が遅れましたが、2026年に完成する予定です。

『サグラダ・編みリア』の登場人物

登場人物

眼鏡の女子高生(さーちゃん)

『転校しないで五弦琵琶』

などで有名な女子高生さーちゃんでした。

ひそひそと秘儀の間で』でも主演を務めましたね。

町の人達

町の人たちの中には『人を真似る瓶』の主演の瓶の人間バージョン。

『真珠の耳飾りのくノ一』の主人公。

ひとよだけ巡査』で捜査を依頼した刑事さんなどが登場しています。

右下の歌詞係

右下の歌詞係はサグラダ・ファミリアの2代目設計者ガウディの写真がモチーフになっていると考えられます。

小ネタ

さーちゃんの性格

井上涼さんのTwitterでは

サクラダ・編みリアが編んだマフラーに対して、少しスパイスが効いた暖かい思いをしています。

個人的にさーちゃんはマツコ・デラックスのような性格なのかなと感じます。

駅のモデル

さーちゃんがいた無人駅は、作者の井上涼さんが高校生時代の何にもない駅がモデルだそうです。

マフラー

また、マフラーはスタッフの奥さんが途中まで編んでいたものを借りてきたものだそうです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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