びじゅチューン!『民衆を温泉に導く自由の女神』の元ネタ『民衆を導く自由の女神』を解説

民衆を導く自由の女神02

みなさんこんにちは、岩下 幸圓(イワシタ コウエン)です。今回はびじゅチューン!『民衆を温泉に導く自由の女神』のモデル『民衆を導く自由の女神』を紹介したいと思います。

それではよろしくお願いします。

『民衆を温泉に導く自由の女神』のモデル

タイトル民衆を導く自由の女神
作者ウジェーヌ・ドラクロワ
(Eugène Delacroix)
制作年1830年
材料/技法キャンバス・油彩
寸法259 cm × 325 cm
(102 in × 128 in)
所蔵ルーブル美術館

『民衆を温泉に導く自由の女神』のモデルはドラクロワ作『民衆を導く自由の女神』です。

この作品は1830年に起きたフランスの7月革命を主題としています。

絵に描かれているもの

自由の女神

中央の黄色い服のフランスの旗を掲げ

左手に銃剣付きのマスケット銃を持った女性は「自由」を表現しています。

また乳房は母性、つまり祖国フランスを表現していることから

「フランスの自由」を女性が象徴しています。

このようにドラクロワ自身は様々なアレゴリーを込めています。

シルクハットの男性

画面左にいるシルクハットの男性はドラクロワ自身を表現しているとされています。

このように登場人物の中に画家自身をモデルとした作品は数多くあり、

カラヴァッジョ作『ゴリアテの首を持つダビデ』や

カラヴァッジョ作『ゴリアテの首を持つダビデ』

ラファエロ作『アテナイの学堂』

ラファエロ作『アテナイの学堂』

マザッチオ作『テオフィルスの息子の蘇生と教座のペテロ』などが挙げられます。

マザッチオ作『テオフィルスの息子の蘇生と教座のペテロ』

他にも画家が登場する作品は数多くあるので探してみると面白いかもしれませんね。

拳銃を持った少年

女性の右隣の二丁拳銃を持った少年は一体何をモデルにしているのか不明とされています。

この少年は『レ・ミゼラブル』の登場人物「ガヴローシュ」の発想源とされています。

まとめ

『民衆を温泉に導く自由の女神』のモデル・元ネタはドラクロワ作『民衆を導く自由の女神』です。

フランスの7月革命をモデルとしています。

『民衆を温泉に導く自由の女神』の登場人物

ひとりの男性が自由の女神に導かれ秘湯を目指します。

日常の黒色を温泉で洗い流し、電車の中で本を読んでいます。

彼の中で何か変化があったのでしょう。

うさぎ

『民衆を温泉に導く自由の女神』のほか、『電気服』では主演をつとめました。

『鮭ミラーボール』で鮭を取ろうとしていましたね。

右下の歌詞係

右下の歌詞係の人は作者のドラクロワだと考えられます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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