びじゅチューン!『雨は愛すが人逃げる』の元ネタ『大はしあたけの夕立』を解説

みなさんこんにちは、岩下 幸圓(イワシタ コウエン)です。今回はびじゅチューン!『雨は愛すが人逃げる』のモデル『大はしあたけの夕立』を紹介したいと思います。

それではよろしくお願いします。

『雨は愛すが人逃げる』のモデル・元ネタ

タイトル大はしあたけの夕立
作者歌川広重
制作年1856~58年
材料/技法木版多色刷、大判錦絵
寸法35.7×24.7cm
所蔵東京富士美術館

『雨は愛すが人逃げる』の元ネタ(モデル)は歌川広重デザインの『大はしあたけの夕立』です。

この作品は江戸時代の木版画で連作江戸名所百景の1つです。

「大はし」は隅田川にかけられていた「新大橋」のことで対岸に見えるのが「あたけ(安宅)」と呼ばれる地です。

安宅の由来は幕府の船「安宅丸」が停められていたためです。

あの巨匠も模写

『大はしあたけの夕立』や『亀戸梅屋舗』はゴッホが模写したことでも有名です。

日本の独特の色彩や画面構成はゴッホに影響を与えたことでしょう。

『雨は愛すが人逃げる』の登場人物・小ネタ

登場人物

登場人物は『見返りすぎてほぼドリル』で登場した親方やおみつ(オレンジの着物の女性)、およね(水色の着物の女性)が登場しました。

右下の歌詞係は『大はしあたけの夕立』の作者である歌川広重ではないかと考えられます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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