プチプチ・段ボールでラップ塗装の方法と他の色の種類【日記】

2020年12月3日引き続きラップ塗装を行った。

キャンディ・ラップ塗装の仕方は前回のラップ塗装の方法で行った手順と同じようにした。

今回は、段ボールとプチプチ(バブルラップ)を用いてどのような効果があるのか確認する。

手順は以下のとおりである。

手順

今回は前回から変更した部分のみ表記する。基本的な塗装は前回の基本のラップ塗装の方法があるため省略する。

前回は

2:ラップをくしゃくしゃにしてラッカーシルバーをラップに付着させ叩くように支持体に着色する(以下ラップ叩き塗装)。30分乾燥させる。

にしたが、今回は

2:バブルラップ及び段ボールにラッカーシルバーを付着させ叩くように支持体に着色する。30分乾燥させる。

と言うことにする。

また、前回はキャンディーブルーで最後仕上げたが、キャンディーイエロー・キャンディーレッドを利用たらどのような色になるのか確認してみる。

結果

バブルラップ(プチプチ)

バブルラップの場合、気泡がもろにでるが、凹んだ部分が味があって表現が単調にならずに済んだ。

バブルラップの場合、5ミリの円形がそのまま出たため、ハンマーでたたいたような鉄板や、有効ボードのような表面になった。

ちょうどこれは背景に大量の気泡(水の中や雲のような表現)が必要な時に活用できるのではないだろうか。

ダンボール

段ボールのトラス構造(三角形の部分)が外に出るようにした。そこを利用した結果、金属をひっかいたような表現になった。

流れを作ることが出来るので、意図した流れを操作できると感じた。ちょうど尾形光琳の紅白梅図屏風へのオマージュとしても利用することが出来ると考える。

段ボール紙片をもっと大きくすれば、大きな図柄になるのでそれはそれで面白いと感じた。

他の色

使用した画材

キャンディーレッド・キャンディーイエローを使用した結果、以下のような結果となった。

ほとんど予想通りの鮮やかな色合いになった。全体に光沢が高いため、下地の処理が甘いとぼこぼことなってしまい、良い光沢にはならない。

表面にぼこぼことモノが残ってしまった。下地を刷毛で塗ってしまったので、刷毛ムラも目立つ。逆に画面が単調にならず、このまま表現として残しておこうと思った。

反省と改善

今回は、特に改善の余地はない。ムラやぼこぼこなどのエラーは逆に画面が均一にならないため、面白みがある。近くで見るとなんだか動いているような画面が良い。

均一な画面にするのなら以下の手順が必要になるだろう

表面を平滑にする方法

  1. 下地や塗り(シルバーのラップ塗装は除く)を完全乾燥(1日~2日)のち、やすりをかけて平滑にする
  2. キャンディー塗装を乾燥させるときは、ごみやほこりがかからないように乾燥室や、乾燥ボックスの中に入れて乾燥させる。
  3. キャンディー塗装に2~3層クリア塗装をした後、やすりとコンパウンドで研磨して平滑にする。

ことが平滑にする方法かと思う。

今後の予定

今後は、ラップ塗装を応用したレース塗装というものに挑戦してみたい。このレースを様々な漉けるものに変えれば、自在に文様や図柄を変更できるのではないかと思う。